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大阪を知る 壱 ~大阪歴史博物館~大極殿を体感! [大阪市中央区]

大阪地下鉄 谷町四丁目でおり 9番出口に抜けると 目の前に 巨大な アースカラーの建物に出会います。

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大阪歴史博物館

個性的なフォルムの高層ビルは 西側に「NHK大阪放送会館」と並び、平成13年に誕生した 新しい大阪の歴史と映像文化の発信基地です。

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敷地の東側には 昭和62年に発見された5世紀中期頃の『倉庫群』の一つを復元した「堀立柱高床式倉庫」があります。

5世紀といえば 倭の五王の時代にあたり、難波の宮が 対外交渉の重要拠点であったことから 貢納品を保管する巨大倉庫群が出現したものと考えられます。

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さて、ホールの中に入っていきましょう。

[バッド(下向き矢印)]


エントランスホールから専用エレベーターで一気に10階に上がります。そして エレベーターを出るとそこには 別世界が広がります。

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そこには 原寸大に復元された古代奈良時代の 難波宮の大極殿です。

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直径70センチもある朱塗りの円柱に囲まれて、官人たちが整列しております。さながら宮廷の儀式が執り行われているかの様子ですね。

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帝のお世話をする女官がじっと来訪者を見つめているようです。

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館内には遺跡から出土した瓦や坪、難波宮の模型が展示されております。

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昭和36年(1961)、大阪市立大学教授 山根徳太郎博士の発掘調査により、飛鳥から奈良時代にかけての前後2期の難波宮が発見されました。

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山根徳太郎博士の銅像も飾られております。

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博物館から眺めた所の 難波宮跡公園ですが 緑の部分と 朱色の部分があることに 注目しておいてください。

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館内巡ると 大極殿に使える 官吏の像が あちらこちらに展示されており 今にも語りかけてくるようです。

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このお方は ここでどんなお仕事を成されていたんでしょうか・・・

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さて 沢山の女官たちに 名残りが惜しいですが[わーい(嬉しい顔)]9階の展示場に 降りていくことにします。

途中、エスカレーターのホールからは 大阪城の全景が見えてきました。

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目の前にある塔はなんなのか?

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実は 帰ってから調べてみますと「教育塔」でした。昭和9年の室戸台風で殉職した教員や死亡した児童が多数出たため、二度と同じような災害が起きないよう祈願して建設された塔です。

太平洋戦争後は日本教職員組合が塔の管理しています。

さあ、次回の記事では「ぐるっと 水都めぐり」 大阪と水、さらには 江戸時代のなにわ文化を見物してきます。

それでは また お楽しみに~~~。。¥^^
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とみっち

ここの前はよく通るんですけど、
まだ中に入ったことがないんです。
こんな感じになってるんですね^^
景色もきれいそうですし今度行ってみようかな♪
by とみっち (2011-03-02 21:48) 

こぐまね

とみっちさん>いつもコメントありがとうございます
私も今回初めての訪問でして・・・
なかなか楽しめるスペースが沢山あり 面白かったですよ

特別展示や 地下にある発掘現場の再現などは次回に体験してみます!
by こぐまね (2011-03-02 22:07) 

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