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鴻池新田会所 2~本屋から蔵めぐり~

旧大和川と寝屋川の支流にあった新田開地は、宝永2~4年(1705~7)に、鴻池善右衛門宗利とその子善次郎による干拓事業で埋め立てられ、約158haの新田が造成されました。

その中心地の会所では 鴻池家から派遣された支配人の管理下で、小作農民からの小作料、肥料代の徴収、幕府への年貢の上納、耕地、その他、農業に関係する事業を担っていました。

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新田会所の 居宅の家屋です。

10,662 ㎡の敷地には、本屋の他に 、長屋門、居宅、朝日社などの伝統的な建物と庭園が残されています。なかでも興味深いのは文書蔵、米蔵、道具蔵などの蔵の数々です。

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これから これらの 蔵の内部に潜入していきますね。
まずは 米搗場のようすです。

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ここで新田で取れた 稲を搗いて お米にしてゆきます。

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文書蔵と並んで 米蔵には当時の農業の様子が詳しくわかる資料が沢山あります。

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稲刈り後の様子が再現されてます。

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となりに道具蔵があり、江戸時代の農耕道具が展示されています。

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鋤や鍬もすべて木製ですね。この頃の 農民の苦労が感じられます。

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当時はすべて人力ですか~~!

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会所全体の建物は すごく広く感じますが 後ほど 内部にも入って見ますね。

中庭には でっかい大木がそびえています。樹齢何年の木なんでしょうか。

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昔の家財道具などが展示されている 乾蔵に入ってみますと 当時の生活習慣や風俗がよくわかりますね。

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火鉢や暖房機にも年代が感じられます。

こんな時計 田舎の奥座敷に飾ってありそうですね。 ボ~ン ボ~ン

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リビングチェアかと思ったら 秤でした・・・

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最後には 人力車まで 展示されていたのには 驚きです。

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いやはや 懐かしい 古き 道具の数々に 興味も 湧いてきて 表に出た所 思いもかけず でっかいものに出会いました。

それは  次回のお楽しみとして さらに 鴻池新田会所 訪問記は 続きます。

でっかい 「井路川舟」 庭園「弁天池」と座敷の内部 興味ある施設ばかりです。

こう御期待あそばせ 。。¥^^


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