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四天王寺巡り③~六時礼讃堂から石鳥居まで [大阪市天王寺区]

四天王寺散策も最終回です。彼岸会はご先祖の供養に参る人で賑わいを見せています。

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石舞台から眺めた六時礼讃堂です。

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側面に彫られた「舞台講」とはこの舞台再建に寄進の労をとった大阪の材木問屋の集まり(講)の名称です。


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四天王寺の境内中央に位置する雄大なお堂で、昼夜6回にわたって諸礼讃をするところから六時礼讃堂の名がつきました。
入口には賓頭盧尊者像やおもかる地蔵が祀られ、独特の信仰を集めています。


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境内には様々な信仰の寺が集まっています。親鸞上人の御堂もあります。

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四天王寺本坊の門構えです。

英霊堂

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明治39年建立。当時は大釣鐘堂と呼ばれ、世界一大きいとされた大梵鐘が釣られていましたが、その鐘も第二次大戦で供出され、その縁により戦後は戦歿英霊を奉祀しています。

大黒堂

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ここの本尊は一体の像に大黒天、毘沙門天、弁才天の顔を持つ”三面大黒天”。この姿からして福の神トリオとも言える仏様は、子孫繁栄・福徳智慧・商売繁盛などにご利益があるとされます。

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いよいよ散策も最後。 西重門の西にある石鳥居に掲げられた扁額の文字は「釈迦如来 転法輪処 当極楽土 東門中心」と書いてあります。



これは『 おシャカさんが説法を説く所であり、ここが極楽の東門の中心である』の意です。この額は箕の形をしており<チリトリ>のように全ての願いをすくいとって漏らさない阿彌陀如来の本願を現しています。

この石鳥居から出て四天王寺 訪問は終わりです。足早な散策で 境内すべてを見てまわれませんでしたがいく度となく訪れたいと思います。

ご先祖様の供養と家内安泰を願って、また、ぜひ参拝しますね。

次回からは四天王寺をあとにして 夕陽丘界隈 「天王寺の七阪」を訪ねる散策です。

坂が 多くて くたびれましたが・・・

また、ご覧下さい。。¥^^


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