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近代大阪発展の地は西へ ③~江之子島政府への道 [大阪市西区]

大阪市西区の地にはかつて 近代大阪の未来が託されていた。

雑喉場市場跡から木津川あたりに 足を進めます。

雑喉場(ざこば)橋跡

雑喉場市場の百間堀川に架かっていた橋。

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昆布佃煮の老舗「神宗(かんそう)」は、かつて雑喉場橋東詰めで商いを営んでいました。

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禅宗・淀屋橋店には当時の雑喉場商人の気質を守ろうとする親柱が、今でも保存されています。

旧大阪市役所江之子島庁舎跡

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こんな小さな史跡が・・・見落としそうです。

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明治22年(1889)4月、市政制度導入により大阪市が誕生しました。当時は 府知事が 市長を兼任し、府庁内に市役所が置かれたそうです。

同年32年(1899)、府庁の北側・木津川東詰めに支庁を移転しました。

庁舎は同45年(1912)、堂島庁舎に移転するまで存続します。

木津川橋碑

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慶応4年(1868)に架けられた橋。外国人居留地が建設された川口と、大阪の行政の中心地だった江之子島を結んだ重要な橋です。

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大阪と海外を結ぶ架け橋ともなっていくのです。

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遥かなる 木津川のよどんだ水辺には かつての大阪新政府の夢が浮かんでは 消えていくようです。

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次回は 川口居留地跡を訪ねます。。¥^^
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